N88-BASIC(86) COLOR@命令

COLOR@

機能
テキスト画面に書かれた文字などに色や機能を設定する
書式
COLOR@(X1,Y1)-(X2,Y2)[,ファンクションコード]
文例
COLOR@(0,0)-(79,4),2

COLOR@は,テキスト画面のキャラクタ座標の 2点(X1,Y1),(X2,Y2)を対角とする四角形の領域に書かれている,文字やグラフィックキャラクタに色をつけたり,ブリンクなどの機能を設定したりします.

(X1, Y1), (X2, Y2)は,必ずキャラクタ座標でなくてはなりません.

〈ファンクションコード〉は, CONSOLEによって設定されているモードによって持つ意味が異なります.この機能および指定の仕方は[1]COLORの〈ファンクションコード〉の場合とまったく同様ですのでそちらを参照してください.省略された場合は, 7を値として採用します.

この命令は,テキスト画面に書かれている文字などに対して有効です.したがって何も書かれていない場合は,何の作用もありません.またこの命令を実行した領域の上に新しく文字などを書いた場合,書かれた文字はこの命令の影響を受けません.

なお, COLOR@で指定した領域内に白黒モードで描かれたグラフィックスがある場合は,グラフィックスの色もCOLOR@で指定した色に変わります.カラーモードで描かれたグラフィックスは, COLOR@の影響を受けません.

参照:CONSOLE[1]COLOR,サンプルプログラム33

出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行


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