N88-BASIC(86) COLOR命令(2)
[2] COLOR
- 機能
- カラーパレットを変更する
- 書式
- COLOR[=(パレット番号,カラーコード)]
- 文例
- COLOR=(2,4)
グラフィック画面への色の指定は,すべてカラーパレットによって行いますが, [2]COLORは,このカラーパレットの色を決める命令です.
〈パレット番号〉には0から7(あるいは0から15)の8個(あるいは16個)のカラーパレットの固有の番号を指定します.
〈カラーコード〉には,〈パレット番号〉にどの色を対応づけるかを指定します.
パレットの個数およびカラーコードの値は,パレットモード([1]COLOR参照)によって異なります.各モードにおける〈パレット番号〉と〈カラーコード〉の関係は次のとおりです.
8色中・8色モード
0〜7の〈パレット番号〉に0〜7の8個の〈カラーコード〉を任意に指定します.
4096色中・8色モード
0〜7の〈パレット番号〉に&H000〜&HFFFの4096個の〈カラーコード〉から任意に指定します.
4096色中・16色モード
0から15の〈パレット番号〉に&H000〜&HFFFの4096個の〈カラーコード〉から任意に指定します.
どのモードにおいても,パレット番号とカラーコードは任意に対応させることができます.また,同じカラーコードを複数のパレットに対応づけてもかまいません.
等号(=),〈パレット番号〉および〈カラーコード〉を省略して,"COLOR"とすると,パレットとカラーコードの関係を初期化することができます(DISKモードでのみ有効).パレットとカラーコードの初期状態に関しては, (1)COLORを参照してください.
注意:各モードにおけるカラーコードの値と色の関係はBASICユーザーズマニュアルを参照してください.
参照: (1)COLOR,サンプルプログラム15,16
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行