AX CRT BIOS EGA共通機能
- 入力
- AH=00H, AL=設定したいビデオモードの値(bit0-6)、VRAMクリア指定(bit7)
- 出力
- なし
- 注意事項
- ビデオモードを02h/52hのスーパーインポーズに設定した場合にALレジスタのビット7を0にして画面クリアを行うと、VRAMは設定した画面だけがクリアされる。
- 入力
- AH=01H
CH=カーソルスタート位置(bit0-4)・カーソル表示ON/OFF(bit5,6)
CL=カーソルエンド位置(bit0-4)
- 出力
- なし
- 注意事項
- 日本語グラフィックスモードに切り替えた場合、既定ではカーソル表示はOFFになっている。カーソル表示を必要とする場合は本機能を使用すると表示できるが、カーソルの形状はアンダーラインカーソルのみとなる場合が多く、必ずしもテキストモードのようなカーソル形状の設定にはならない。また、この場合カーソルはブリンクしない。
- 入力
- AH=02H, BH=ページ番号
DH=指定行の値(0-24)、DL=指定桁の値(0-79)
- 出力
- なし
- 注意事項
- 日本語テキストモードで全角文字の表示位置にカーソルを表示する場合は文字の第1バイトにカーソル位置を設定すること。第2バイトに設定した場合、カーソルが表示できない。
- 入力
- AH=03H, BH=ページ番号
- 出力
- CH=カーソルスタート位置、CL=カーソルエンド位置
DH=現在のカーソル位置の行、DL=現在のカーソル位置の桁
- 注意事項
- カーソルの位置や形状はページ毎に設定することができるので、プログラムは読み取りページに注意する必要がある。
- 入力
- AH=06H/07H, AL=スクロールさせる行数
BH=クリアする行のアトリビュート
CH=スクロールさせる範囲の最上行
CL=スクロールさせる範囲の最左行
DH=スクロールさせる範囲の最下行
DL=スクロールさせる範囲の最右行
- 出力
- なし
- 注意事項
- スクロールによりクリアされた画面上のクリアは、テキストモードではBHレジスタで指定したアトリビュートのスペース(20h)で消去し、グラフィックスモードではBHレジスタで指定したアトリビュートの色で塗りつぶす。AL=0のときはスクロールは行われずBHレジスタで指定されるアトリビュートで指定範囲を消去する。日本語グラフィックスモードでは画面下部に5ドット分の端数ラスタがある場合がある。この場合、最下行全体のスクロールが指定されれば、この端数ラスタをアトリビュート00hでクリアする。それ以外の場合は画面上そのままとする。
- 入力
- AH=0FH
- 出力
- AH=1行の桁数
AL=ビデオモード(bit0-6)、bit7=不定
BH=アクティブページ番号(0-)
- 入力
- AX=1000H, BH=パレットコード、BL=パレットレジスタ番号
- 出力
- なし
- 入力
- AX=1001H, BH=パレットコード
- 出力
- なし
- 注意事項
- JEGAではオーバースキャンレジスタのサポートを行っていないため、日本語モードではオーバースキャンレジスタは設定できない。この機能はビデオモード04h/05hでのみ使用すること。
-
- 入力
- AX=1002H, BH=パレットコード
ES:DX=17バイトのデータアドレス
- 出力
- なし
- 注意事項
- 日本語テキストモードではオーバースキャンレジスタのサポートを行っていないため、17バイト目の値は0をセットすること。この機能はビデオモード04h/05hでのみ使用すること。
- 入力
- AH=0CH, AL=アトリビュート
BH=ページ番号
CX=X座標、DX=Y座標
- 出力
- なし
- 入力
- AH=0DH, AL=アトリビュート
BH=ページ番号
CX=X座標、DX=Y座標
- 出力
- AL=指定座標のアトリビュート
-
- 入力
- AX=12H, BL=10H
- 出力
- BH=0 カラーモード、BH=1 白黒モード(MDAモード)
BL=VRAMのメモリサイズ(JEGAでは3に設定される)
CH=リザーブ
CL=ディップスイッチの設定値
- 入力
- AX=12H, BL=20H
- 出力
- なし